水瀬ケンイチさんの新著『改訂版 お金は寝かせて増やしなさい』(フォレスト出版, 2024.2)を読みました。
本書は、2017年に刊行された『お金は寝かせて増やしなさい』の改訂版です。旧版刊行後に激変した投資環境の変化を踏まえ、大幅に内容がアップデートされています。
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インデックス投資を中心とした投資ブログ。30代の会社員が資産形成、お金、教育について語ります。
細かな点については、お二人の意見が異なる部分もあるようで、両者の意見がそれぞれ併記されています。お二人の意見のうち、どちらを参考にするかについては、自身の状況を踏まえながら、取捨選択すればよいでしょう。
- 家計の状態を把握する
- 資産配分(アセットアロケーション)を決める
- アセットクラスごとにベストな商品を選ぶ
- 商品を売買する金融機関を決める
- DC(確定拠出年金)、NISA(少額投資非課税制度)を最大限に利用する
- モニタリングとメンテナンス
(30-31ページより引用)
この4点を意識すれば、今後新たな商品がでてきても、「投資すべき商品かどうか」について、自分で判断できそうです。
- 信託報酬・実質コストができるだけ低い商品(低ければ低いほどよい)
- 純資産額が大きい商品(少なくとも100億円以上欲しい)
- 不安定な要素ができるだけない商品(市場価格と基準価額の乖離や、繰上償還の可能性は小さいほどよい)
- 利便性が高い商品(少額から購入できる、分配金再投資が自動でできる、積立投資が自動でできるなど)
(139ページより引用)