先日、賃貸の管理会社から「契約更新の案内」が届きました。
契約更新の内容を見てみると、家賃は据え置き。そのことに不満は感じませんでしたが、もしも交渉して安くなるのであれば、儲けものです。
家賃の値下げ交渉をやってみようと思い立ち、早速行動に移ってみました。
結果は惨敗。今回は、値下げ交渉に失敗しました。
次の機会に向けて、今回の値下げ交渉の反省点をまとめておきたいと思います。
契約状況
- 住んでいるエリア: 人口増が続いているエリア
- 家賃: 11万円強(共益費込み)
- 築年数: 10年程度
- 居住年数: 4年間(過去に1度、契約更新済み)
- 空室状況: 交渉時、空室なし
住んでいるエリアは、交通の便が良く、再開発が進んでいることから、人口増が続いているエリアです。ただ、分譲マンションや単身者用の賃貸物件が多く、ファミリー向けの賃貸は少ない印象。
大家さんとは、顔を合わせれば挨拶をする程度の関係ですが、家賃の支払い等は、大手の管理会社が間に入っているため、直接やりとりをする機会はありません。
交渉内容
交渉は、管理会社宛に電話で行いました。柴崎「契約更新を考えているのですが、家賃を少し下げていただくことはできませんか?」
管理会社「分かりました。大家さんと交渉してみたいと思います。ご希望額はありますか?」
やんわりと断ってくるだろう、と予想していましたが、意外にも協力的な態度で、驚きました。
柴崎「はじめてで、分からないのですが、どれくらい下げてもらえるんでしょうか?」
管理会社「こちらではお答えできません。お客様のご希望額をお願いします」
柴崎「半年程前に、上層階の家賃が11万円代に下がっているのを見かけました。以前の家賃はもっと高かったのですが。入居時の価格差を考えると、5,000円は下げてもらえませんか?」
管理会社「分かりました。上の者と相談した上で、大家さんと交渉します。結果は、後日郵送します」半年程前に、賃貸サイトで募集が出ていた家賃(同じマンションの上層階)を参考に、値下げ交渉を行いました。
交渉前は、3,000円程度の値下げをお願いするつもりでいましたが、交渉の途中で、つい強気になってしまい・・・気づくと、5,000円で交渉していました。後から考えると、失敗の大きな要因です。
後日、郵送されてきた文書を見ると、「慎重に検討させて頂いた結果、減額は出来かねます」の一文が。
こうして、はじめての家賃値下げ交渉は失敗に終わりました。
今回の教訓は?
投資ブログ「あきんこの人生を楽しく過ごすためのお金ブログ」のあきんこさんが、次の記事で、値下げ交渉に成功した方から聞いた3つのポイントを紹介されていました。【外部リンク】今の賃貸アパートの家賃値下げ交渉に勝てるのか!?成功のコツ|あきんこの人生を楽しく過ごすためのお金ブログ
この3つのポイントから交渉を振り返ってみたいと思います。
- 交渉価格をハッキリ明示
- 閑散月を狙う
- 大家・管理会社と仲良くなる
(上記記事から抜粋)
交渉価格をハッキリ明示できたか?
交渉で提示した価格が、現実的な価格ではなかった点が一番の敗因です。入居当時の価格差を考えると、5,000円は下げて欲しかったのが本音ですが、1,000円〜3,000円程度が現実的なラインだったのかもしれません。また、今回は準備不足で交渉に臨んだため、周辺の相場を値下げの根拠にできなかった点も反省点です。
こちらに有利な時期に交渉できたか?
契約更新のタイミングに併せて、家賃の値下げ交渉を行なったため、閑散月を狙うことはできませんでした。大家・管理会社と密な関係がとれていたか?
大家さんとは挨拶を交わす程度の関係ですし、管理会社に連絡したことはほとんどありません。確かに信頼関係は重要です。これからは、もう少し積極的にコミュニケーションをとってみようと思いました。まとめ
今回は、ほぼ思いつきで交渉に臨んでしまったため、失敗に終わりました。次回への教訓は、「値下げの根拠データを集め、交渉の段取りをあらかじめ考えておく」ということでしょうか。2年後、現在のマンションで、契約を更新するかどうかは分かりません。ただ、賃貸物件に住み続ける以上、家賃交渉の機会はあるので、もう少し賃貸契約についての知識を増やしていきたいと思います。