分散投資の必要性を実感し、インデックス投資を始めて丸13年が経ちました。

小さな額から始めたインデックス投資ですが、次第に月々の積立額を増やしていくうちに、ちょっとした資産に成長しています。

集計が遅くなってしまいましたが、2024年3月末時点の資産状況を確認しましたので、2023年度第4四半期(2024年1月〜3月)の運用状況を報告したいと思います。

運用資産(コア部分)のアセットアロケーション

アセットアロケーション(2024年3月末)
国内債券 34.3%(目標配分:45%)
国内株式 5.6%(目標配分: 5%)
先進国株式 50.6%(目標配分:40%)
新興国株式 9.5%(目標配分:10%)

今期は国内外の株式市場が好調で、かつ円安が進んだため、先進国株式の比率が一段と高まりました。

月々の積立額では国内債券の比率を高めているのですが、今期のようにするすると株式が上昇するととても追いつきませんね。先進国株式の比率が目標配分を大幅に上まっているので、来期は更にリバランスを進めなければいけません。

夏の賞与で国内債券の比率を高める予定です。

運用資産(コア部分+サテライト部分)のアセットアロケーション

サテライト運用も含めた運用資産全体のアセットアロケーションは次のとおりでした。
アセットアロケーション(運用資産全体2024年3月末)
普通預金 0.4%
国内債券 28.5%
国内株式 20.6%
先進国株式 42.7%
新興国株式 7.8%

便宜上、投資待機資金(すべて普通預金)は、サテライト部分に含めています。投資待機資金が一段と減少しました。

サテライト運用には、株主優待・配当を目的とした個別株を含めています。現在保有しているのは、国内の個別株(単元未満株も含む)と先進国の個別株です。個別株は、あくまでも趣味の範囲で、資産形成にちょっとした楽しみを加えるつもりで続けています。

サテライト運用を含めた運用資産全体で見ると、好調だった市場の結果、国内株式・先進国株式の比率が高まりました。一方、新興国株式の比率は、前期とあまり変わず。ここ最近、新興国株式は冴えませんね。。。

運用資産(コア部分+サテライト部分)の推移

運用資産の推移(2024年3月末)


13年間順調に積立投資を継続してきた結果、資産が右肩上がりで増加しました。途中には幾度か「〇〇ショック」と呼ばれる相場下落があったものの、長い目で見れば総じて株式市場が堅調だったこともあり、評価額も順調に増加しています。

通算の損益率は+65.79%になりました。前期に初めて50%越えてから、さらに含み益が増えています。

ざっくりとした計算ですが、次の計算式で収益率を計算したところ

今期末評価額 ÷ (前期末評価額 + 今期投資額)

2023年度第4四半期(2024年1月〜3月)の運用資産(コア部分+サテライト部分)の収益率は+10.69%、2023年度当初からの収益率は+24.74%でした。

資産が増加するのは嬉しいですが、今期のリターンはプラスの外れ値だと思って、いずれ必ず来る下落相場で退場しないように慢心しないでおきたいものです。

2024年3月末時点での運用資産(コア部分)と運用資産(サテライト部分)の比率は、83%:17%と前期と変わらず。引き続き、コア部分にあたるインデックスファンドの比率を高めていきます。

今後の投資方針

2024年度も引き続きインデックスファンドへの投資を中心に、地道に投資を続けていきます。

各口座の投資方針は、次のとおりです。

【新NISA つみたて投資枠】
・国内株式のインデックスファンド(自動積立)
・先進国株式のインデックスファンド(自動積立)
・新興国株式のインデックスファンド(自動積立)

【新NISA 成長投資枠】
・国内株式のインデックスファンド(手動積立)
・先進国株式のインデックスファンド(手動積立)
・新興国株式のインデックスファンド(手動積立)


【特定口座】
・個人向け国債(変動金利型10年満期)


【銀行口座】
・普通預金(国内債券の代わり。一定額になったら、個人向け国債を購入)

次回の公開は、2024年6月です。