妻もつみたてNISAをはじめることになりました。来年からは、夫婦ふたりで積み立て投資を行います。
妻がつみたてNISAをはじめることになった経緯、相談して決めたつみたてNISAの活用法について、まとめたいと思います。
妻の投資経験
私の妻は投資経験がありません。投資に良い印象を持っておらず、保有資産はすべて貯金です。私が投資関連の本を読んでいても、興味を持つことはありません。(一度だけ『ウォール街のランダム・ウォーカー』に反応を示したことがありました。後から理由を聞いてみると、「ランダム・ウォーカーの響きが気に入った」との返答でした…)
我が家には「月々の生活費を分担する」「借金はしない」という2点さえ守っていれば、お互いのお金には干渉しないというルールがあります。
そのため、妻にも「投資」という選択肢を持ってほしいと思いつつも、これまで投資を勧めたことはありませんでした。
つみたてNISAだったら、妻にも勧めることができるかも
しかし、つみップ、つみフェスに参加したことで、「つみたてNISAだったら、妻にも勧めることができるかもしれない」と考えるようになりました。その理由は、次の3点です。- 対象商品が、長期・積立・分散投資に適した商品に限定されていること
- 非課税投資枠が年間40万円と少額であること
- 積立投資なら、少額からでもはじめやすいこと
妻は個別株やETFに興味を持っているわけではありません。加えて、投資初心者である妻はたくさんの商品から投資対象を選ぶことは難しそうです。
ですが、対象商品が限定されたつみたてNISAであれば、投資初心者の妻にも投資先を選ぶことができるかもしれません。
少額から投資できる点も大きなポイントです。月々数千円の投資であれば、妻の抵抗も少ないと考えました。
そこからは、妻につみたてNISAを勧める日々。
最終的には、「つみたてNISAの口座を開設してもいいよ」という了承を得ることに成功しました!
気が変わらないうちに、口座開設の手続きを行いましたが、妻曰く、「手続きが面倒だった」とのこと。
つみたてNISAを普及させるためには、口座開設のハードルを下げる必要があるかもしれませんね。
妻のつみたてNISAの活用方針
夫婦ふたりで相談した結果、妻のつみたてNISA口座は、下記の方針で活用します。- 今までどおり貯金がメイン。つみたてNISAで投資する金額はごく一部
- バランスファンドに投資する
- 無理のない範囲で続ける
妻の場合、リスク許容度が低いため、資産形成のメインは貯金のまま。無理してリスクを取りに行くことはしません。保有する資産の一部を投資に回すイメージです。
年間40万円の投資枠を余らせることになりますが、気にしません。リスク許容度の範囲で無理なく投資を続けることの方が重要です。
また、資産管理がしやすいように、リバランスが不要なバランスファンドを購入することに決めました。
つみたてNISAをきっかけに、妻も投資への一歩を踏み出すことになりました。これからは二人三脚で投資を行っていきたいと思います。
私のつみたてNISA活用方針については、下記の記事をご覧ください。