<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドの純資産総額が800億円を突破しました。

また、第4期(2017年11月20日決算)の運用報告書が公開されていたので、あわせてチェックしたいと思います。

低コストインデックスファンドの純資産総額(2018年1月18日時点)

先進国株式インデックスファンド純資産総額比較
(出典:各運用会社のデータ(2018年1月18日時点)から柴崎シュンスケが作成)

ニッセイ外国株式インデックスファンドは、700億円を超えた2017年11月29日から約1ヶ月半で、純資産総額を100億円伸ばしています。資金の流出入状況を調べてみると、約63億円の資金が流入していました。

ちなみに、マザーファンドを共有しているDCニッセイ外国株式インデックスの純資産総額は、102.91億円。DCニッセイ外国株式インデックスもそれなりの規模に育ってきました。

<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドの資金流出入状況

ニッセイ外国株式インデックスファンドの直近6ヶ月(2017年5月〜12月)の月次資金流出入状況は、次のとおり。 
  • 2017年12月:30.19億円
  • 2017年11月:26.81億円
  • 2017年10月:29.96億円
  • 2017年09月:12.16億円
  • 2017年08月:28.45億円
  • 2017年07月:30.11億円
eMAXIS Slimシリーズなどのライバルファンドの登場によって、苦戦を強いられているかと思いきや善戦している様子。安定した資金流入が続いています。

「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2017」でも4連覇は逃したものの、第2位に入賞していましたし、根強いファンが多そうです。

【関連記事】「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2017」は、楽天・VTが受賞

第4期(2017年11月20日決算)運用報告書

すでに、しんたろうさんが実質コストをわかりやすくまとめられています。

【外部リンク】ニッセイ<購入・換金手数料なし>シリーズ2017年11月決算。ニッセイ外国株式の実質コストは?|しんたろうのお金のはなし

第4期(2017年11月20日決算)の運用報告書によれば、ニッセイ外国株式インデックスファンドの信託報酬以外のコストは、0.1%(1万口当たり14円)。前期よりは隠れコストが低くなっています。ただ、たわらノーロードなどと比較すると、依然高めの水準。

また、気になっていたマザーファンドの純資産総額ですが、2017年11月20日時点で1,056億円。ようやく1,000億円を超える規模になってきました。

マザーファンド、ベビーファンドともに純資産総額を伸ばしていますが、ライバルファンドが2,000億円を超えている状況と比較すると、もう少し頑張って欲しいですね。

ニッセイ外国株式インデックスファンドは、つみたてNISAで選んだ商品なので、引き続き定期観測していきたいと思います。