インデックス投資で長期航海

低コストインデックスファンドを活用し、国内/先進国/新興国の株式に分散投資を実践中。ブログで、投資および資産状況を公開しています。

カテゴリ: 雑記

university
今月分の積立投資を行ったタイミングで、母校の大学基金に寄付を行いました。一回あたりの金額は、飲み会代程度ですが、卒業以来、毎年続けています。

母校の大学基金に、寄付を行っているのは、下記の理由からです。

  1. 教育業界に身を置いているため、教育・研究の環境を充実させたい
  2. 自分よりも若い世代を応援したい
  3. 大学基金であれば、透明性が高い気がする
  4. 自分のお金が、新しい研究に繋がっていることを想像するとワクワクする
  5. 妻と出逢った思い出の場所だから。。。

最先端の研究を行っている有名大学への寄付も検討しましたが、「どうせ寄付をするのであれば、縁がある大学が良いだろう」と思いなおし、母校の大学基金に落ち着きました。(故郷の国立大学には、大学全体の基金がなかった・・・)

微々たる金額で申し訳ないのですが、自分のお金が、若い世代の学びや新しい発見に繋がればいいなと思っています。今後も、広い意味での"投資"と考え、継続していきます。

(機関投資家としての"大学基金"にも興味があるのですが、それはまた別のお話)

NHK・Eテレの番組「ねほりんぱほりん」で、株式投資で1億円以上儲けた「億り人(おくりびと)」が取り上げられていました。

「ねほりんぱほりん」とは?

顔出しNGの訳ありゲストはブタに、聞き手の山里亮太とYOUはモグラの人形にふんすることで「そんなこと聞いちゃっていいの〜?」という話を"ねほりはほり"聞き出す新感覚のトークショー。作りに作り込んだEテレお得意の人形劇と、聞いたこともないような人生の"裏話"が合体した人形劇×赤裸々トークをお楽しみください!

番組公式ページの「番組情報」より引用)

「ねほりんぱほりん」は、毎週水曜午後11時に放送されているトークショーで、かわいらしい人形に扮したゲストが、赤裸々な体験談を語る番組です。

NHKにしては、なかなか攻めた内容で、これまで「養子」、「痴漢えん罪経験者」、「2次元しか本気で愛せない女たち」などが放送されています。

2017年1月4日に放送された番組では、ゲストとして「億り人」が登場していました。

番組内容

簡単に、番組内容をご紹介します。なお、リアルタイムで観ただけなので、理解できた範囲でのメモであることをあらかじめご了承ください。


  • ゲストは、20代独身の男性。保険会社にSEとして勤務
  • 株式投資をしていた母親の影響で、自身も小学校3年生の頃から株式投資を始めた
  • 新聞3紙、雑誌13誌に目を通し、世の中の動向をチェック
  • 『会社四季報』を通読(証券コードから企業名などを言い当てられるレベル)
  • 休日はスポーツジムで自転車を漕ぎながら、『世界国勢図会』を読んでいる
  • 月に1、2回は、投資家仲間とオフ会を開催
  • 年収1年分の損失を出したことも。その時は、落ち込んで1日中寝込んだ・・・
  • 時には、豪遊することもある(高級ホテルのランチブッフェ、パスタの食べ歩き)


番組中では、これから値上がりすると思う銘柄を教えあうオフ会の様子や、株の恐怖体験として、製薬ベンチャーで2億円失った投資家、仕手株で失敗した人などが紹介されていました。

株式投資は恋愛に通じる」とのエピソードから、進行役のYOUが株式投資に興味を持ち始める、という一幕もありました。

感想

ゲストで登場した男性は、ファンダメンタルズ派のアクティブ投資家のようでした。現在、私が行っているインデックス投資は、世界経済の成長に連動して、数%の平均リターンを目指す投資法です。そのため、ゲストのように、短期間で1億円越えの資産を築くことはできません。

しかしながら、銘柄分析に時間をかける必要がなく、基本的に「ほったらかし」にできる所を気に入っています。こっちの方が、私には合っていると思うので、これからもインデックス投資をメインに、資産形成を続けていきます。

Airport Library
インデックス投資ブロガーの皆さんは、読書家が多いように思います。
私自身は、決して読書家というわけではありませんが、比較的、図書館を利用する方です。

やや古い記事ですが、「梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー」の水瀬ケンイチさんが、「図書館を活用した乱読のすすめ」という記事のなかで、図書館を活用した投資本の乱読のメリット、デメリットをまとめられています。

一部重複する点がありますが、私自身が考える図書館のメリット、デメリットは次のとおりです。

メリットとしては、
  • 書棚をブラウジングすることで、あるテーマに関する書籍を一覧することができる
  • 通常、書店では手に入りにくい、非売品の書籍学協会の書籍を読むことができる
  • 旧版と比較することで、著者の主張の変遷を辿ることができる
  • 無料で利用できる(書籍だけでなく、雑誌やデータベースも!)

また、デメリットとしては、

  • (図書館によりますが)所蔵している本の内容に、偏りがある
  • 書き込みやマーカーを引きながら読むことができない
  • 返却期限があるので、返さなければならない
  • 何よりも、借りに行くのが面倒

『ハリー・ポッター』シリーズや村上春樹の本など、いわゆるベストセラーを大量に購入することがあるため、ともすれば「図書館は、無料貸本屋である」と揶揄されることもあるようです。しかしながら、個人的には、公共サービスとして考えた時、図書館の運営は、良い税金の使い方だと考えています。

メリットとして挙げていますが、住民であれば誰でも、すでに絶版になった本や非売品の本も含め、古今東西の本を利用することができます。何よりも無料なのですから、使わない手はありません。

お近くの図書館によって受けられるサービスは異なると思いますが、私のオススメのサービスをご紹介します。

蔵書検索

図書館の蔵書を調べるシステムをOPACと呼ぶそうです。ほとんどの図書館は、OPACをインターネット上で公開しているので、事前に読みたい本があるかどうか調べておくことが可能です。OPACによっては、貸し出し状況も調べられるので、無駄足を防ぐことができます。

相互貸借サービス

ILL(InterLibrary Loan)とも言うそうですが、図書館間のネットワークを使って、他の図書館が持っている資料を取り寄せることができるサービスです。このサービスを使えば、最寄りの図書館が持っていない書籍であっても利用することができるので、非常に便利です。

大学図書館

あまり知られていないかもしれませんが、大学によっては、近隣住民に対して、図書館の一般開放を行なっている所があります。公共図書館にはあまり置いていない専門書を読むことができるので、オススメです。あくまで、その大学の教職員や学生が優先のため、混み合う試験期間などには利用を断られることがあります。


手元に残しておきたい名著や気に入った本は買うようにしていますが、乱読をしたい時、特定のテーマで複数冊読みたい時には、図書館を活用されてみてはいかがでしょうか。


アイキャッチ画像は、オランダ・アムステルダムのスキポール空港(Schiphol)内にある「空港図書館(Airport Library)」の画像です。全体は、こんな感じ。Airport Library
空港内に、図書館が常設されるのは、世界初のようです。

参考:オランダ・アムステルダムに開館した世界初の「空港図書館」

先週に引き続き、投資マンガ『インベスターZ』で、本多静六の『私の財産告白』が取り上げられていました。

関連記事:今週の『インベスターZ』で、本多静六の『私の財産告白』が紹介

私の財産告白 / 本多静六.
東京 : 実業之日本社, 2005.7. 213p : 19cm.

私の財産告白
本多 静六
実業之日本社
2005-07-10


『インベスターZ』の中で、キーワードのひとつになっていた本多式「四分の一貯金法」をご紹介したいと思います。

本多式「四分の一貯金法」とは?

本多静六は、明治から昭和にかけて活躍した林学者で、日比谷公園などの設計・改良に携わり、「公園の父」として知られています。林学や造園学分野での活躍に加え、倹約で貯めたお金を投資し、莫大な資産を築いた投資家としても著名な人物です。

そんな本多静六が実践した貯金法が、「四分の一貯金法」でした。
貯金法の考え方を方程式にすると、
貯金 = 通常収入 × 1/4 + 臨時収入 × 1/1

通常収入: 給料などの月々の決まった収入、利子
臨時収入: 著作収入、賞与、旅費残額などの臨時的な収入
つまり、「給料などの通常収入は四分の一を天引きで貯金し、賞与などの臨時収入は全額貯金する」という貯金法です。

元々、本多静六は、幼少期から貧乏生活を送っていたそうですが、ある時、「生活の独立」「精神の独立」を得るため、貧乏生活から抜け出そうと決意します。
貧乏を征服するには、まず貧乏をこちらから進んでやっつけなければならぬと考えた。貧乏に強いられてやむを得ず生活をつめるのではなく、自発的、積極的に勤勉貯蓄をつとめて、逆に貧乏を圧倒するのでなければならぬと考えた。
(22-23ページより引用)
ただでさえ、生活にゆとりがない中で、通常収入の四分の一を天引き貯金するのですから、最初のうちは大変な苦労だったようです。しかし、次第に貯金の利子や配当といった収入が増え、40歳の頃には、大学から貰う給料よりも多い副収入を得ていました。

ブレンターノ先生の教え

本多静六が、勤勉貯蓄に励んだ背景には、ドイツ留学時代の恩師ブレンターノ(Lujo Brentano, 1844-1931)の教えがありました。

ブレンターノ先生から言われた言葉として、本多は次の言葉を紹介しています。
財産を作ることの根幹は、やはり勤勉貯蓄だ。これなしには、どんなに小さくとも、財産と名のつくほどのものはこしらえられない。さて、その貯金がある程度の額に達したら、他の有利な事業に投資するがよい。(中略)現にドイツの富豪貴族の多くは、決して勤勉貯蓄ばかりでその富を得たものではない。こうした投資法によって国家社会の発展の大勢を利用したものである
(29-30ページより引用)
本多は、ブレンターノ先生からの助言に従い、「四分の一貯金法」で貯めたお金を、鉄道株や山林などに投資しました。その結果、先述したように莫大な資産を築くことができました。

本多式「四分の一貯金法」から学んだこと

本多静六が実践した「四分の一貯金法」は、資産を築くために必要な「雪だるまの芯」を作る方法だと思います。
「雪だるまの芯」を作るための仕組み(=「四分の一貯金法」)さえできてしまえば、後はゆっくりと資産を大きくしていくことができるのではないでしょうか。

また、もうひとつ重要なことは、「四分の一貯金法」の実践には、「本業」による収入が欠かせない、ということです。初めから大きな資産を持っていない限り、月々の通常収入は貴重な収入源です。まずは本業に力を入れることで、ある程度の資産を貯めていき、次第に配当などの副収入の割合を高めていければと考えています。

今週の『モーニング』(2016年48号)に掲載された「インベスターZ」で、本多静六の『私の財産告白』が紹介されていました。

「インベスターZ」は、名門私立進学校である道塾学園内で、各学年の最優秀成績者によって密かに運営されている「投資部」が舞台の投資マンガです。作者は、『ドラゴン桜』等で知られる三田紀房さんで、2013年から『モーニング』で連載されています。

今週のエピソードは、登場人物のひとりが、家計管理が苦手な主婦に対して、「四分の一天引き貯金法」をアドバイスする話だったのですが、その中で『私の財産告白』が紹介されていました。

私の財産告白 / 本多静六.
東京 : 実業之日本社, 2005.7. 213p : 19cm.

私の財産告白
本多 静六
実業之日本社
2005-07-10


『私の財産告白』は、私自身、何度も繰り返し読んでいる本で、地道に財産を築くための方法と心構えが書かれた名著です。後日、レビューを書きたいと思いますが、既に何名かのブロガーがレビューを書かれていますので、ご参考ください。

「私の財産告白」(本多静六著)は私たち凡人の蓄財法&生き方の決定版|梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー

本多静六『私の財産告白』はシンプルで力強い良書|ちんあおの小さなお金のブログ

本多静六「私の財産告白」を読む|ろくすけの長期投資の旅

これまで「インベスターZ」では、投資やお金にまつわる考え方が分かりやすく解説されてきました。本多静六の投資哲学についても、来週以降もっと踏み込んだ解説が行われると思います。来週の連載も楽しみです。

関連記事:「雪だるまの芯」を作る方法 本田式「四分の一貯金法」

インベスターZ(1)
三田紀房
コルク
2013-09-20

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