インデックス投資で長期航海

低コストインデックスファンドを活用し、国内/先進国/新興国の株式に分散投資を実践中。ブログで、投資および資産状況を公開しています。

New York Stock Exchange
「<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」の純資産総額が500億円を突破しました。

先進国株式クラスのインデックスファンドで、純資産総額が500億円を突破したのは、「SMTグローバル株式インデックス・オープン」に次いで2例目です。

低コストインデックスファンドの純資産総額(2017年5月10日時点)

先進国株式インデックスファンド純資産総額比較
ファンド名純資産総額
SMTグローバル株式インデックス・オープン576.68億円
ニッセイ外国株式インデックスファンド501.05億円
eMAXIS先進国株式インデックス362.04億円
外国株式インデックスe151.81億円
たわらノーロード先進国株式91.99億円
野村インデックスファンド・外国株式73.30億円
(出典:各運用会社のデータ(2017年5月10日時点)より柴崎シュンスケが作成)

ファンドの純資産総額を見てみると、低コストインデックスファンド第一世代の「SMTグローバル株式インデックス・オープン」と「eMAXIS先進国株式インデックス」が、未だ大きな純資産総額を保っていることが分かります。

一方、「ニッセイ外国株式インデックス」は後発のインデックスファンドですが、「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year」で3連覇しており、急速に純資産総額を伸ばしています。

<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドの資金流出入状況

ニッセイ外国株式インデックスファンドの直近6ヶ月の資金流出入状況は、次のとおりです。 
  • 2017年3月: 29.70億円
  • 2017年2月: 14.97億円
  • 2017年1月: 15.94億円
  • 2016年12月: 1.16億円
  • 2016年11月: 9.44億円
  • 2016年10月: 13.35億円
ばらつきはありますが、平均すると1ヶ月あたり10億円を超える資金が流入しています。

果たしてマザーファンドの純資産総額の伸びは?

安定的に純資産総額を伸ばしている「<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」ですが、マザーファンドの純資産総額はどれだけ伸びているのか気になります。

直近の運用報告書(第18期)によれば、マザーファンドの純資産総額は624億円。ライバルのマザーファンドは、概ね2,000億円を超えているため、ニッセイの規模の小ささが目立つ形になっています。

ニッセイ外国株式を保有する立場から、「運用実績の安定化」と「実質コストの低下」のために、マザーファンドの純資産総額も伸びていれば嬉しいのですが・・・次回、運用報告書が公開されたら、マザーファンドの純資産総額の伸びにも注目したいと思います。

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大学生の頃から、4つの口座で、個人資産を管理しています。きっかけは、竹川美奈子さんの『「しくみ」マネー術』(PHP研究所, 2008.8)を読んだことでした。

竹川さんは、お金の仕組み化が大切として、「生活口座」「貯蓄用の口座」「プール用の口座」「投資用の口座」の4つに分けた使い分けを提案されていました。

貧乏学生だった私は、これなら自分にもできそうだと思い、さっそく使い分けを開始。その後、微修正を加えながら、今に至っています。

1. 生活資金

メインで使っている都市銀行の普通預金口座を利用しています。生活資金を管理する口座で、給与の振込先口座、光熱費・クレジットカードの引き落とし口座として使っています。だいたいクレジットカードの利用限度額以上の金額は入れるようにしています。

あくまで決済を目的にした口座なので、金利の低さには目をつぶっています。

2. 生活防衛資金

メインで使っている都市銀行の定期預金口座(一部、普通預金口座も併用)を利用。病気や失業といった非常時に備えた資金で、2年分以上の生活費を確保しています。

守り」を意識したお金なので、こちらも金利の低さは気にしていません。

3. 予備積立金

メインで使っている都市銀行の普通預金口座を利用しています。1〜2年以内に使うことを予定している資金(冠婚葬祭費、賃貸住宅の更新費、旅行代など)を積み立てて管理しています。

当初は、サブで使っている都市銀行を利用していましたが、決済の時、生活資金に移し替えるのが面倒になり、メインの銀行に集約化しました。

エクセルで、使用目的と積立額を管理しています。

4. 投資用口座

ネット証券の特定口座、NISA口座を利用しています。長期的に増やしていくことを目的にした口座。いわば「攻め」のお金です。

現在は、低コストのインデックスファンド、国内個別株式、個人向け国債を活用し、分散投資しています。

まとめ

夫婦共有の口座も含めると、他にもいくつか口座を持っているのですが、同様に「4つの口座」を意識して使い分けています。

口座が増えすぎると管理が面倒になるというデメリットもありますが、個人的には「心の会計(メンタルアカウンティング)」を利用した今の管理方法が気に入っています。

職場の問題地図
ゴールデンウィークの休みを利用して、積読状態になっていた『職場の問題地図 : 「で、どこから変える?」残業だらけ・休めない働き方』(技術評論社, 2016.10)を読みました。

概要

職場の問題地図 : 「で、どこから変える?」残業だらけ・休めない働き方 / 沢渡あまね.
東京 : 技術評論社, 2016.10. 221p : 19cm.

著者の沢渡あまねさんは、日産自動車、NTTデータ、大手製薬会社などを経て、あまねキャリア工房を設立。現在は、複数の企業で「働き方見直しプロジェクト」などのファシリテーター・アドバイザーとして、活躍されている方です。

本書の目次は、次のとおりです。
  • はじめに なぜ、日本の職場の生産性はいつまでたっても低いままなのか?
  • 1丁目 手戻りが多い 
  • 2丁目 上司・部下の意識がズレてる
  • 3丁目 報連相ができていない
  • 4丁目 ムダな会議が多い
  • 5丁目 仕事の所要時間を見積もれない
  • 6丁目 属人化
  • 7丁目 過剰サービス
  • 8丁目 「何を」「どこまでやればいいのか」が曖昧
  • 9丁目 仕事をしない人がいる
  • 10丁目 だれが何をやっているのかわからない
  • 11丁目 実態が上司や経営層に伝わっていない
  • おわりに

「制度」「プロセス」「個人スキル」「場」の4つの観点から見直そう

本書の目次を見た時、うちの職場のことが書かれているんじゃないかと思いました

私の職種は専門職とみなされており、他の課との人事交流が少ない職場です。人事異動が少ないと、専門職としてキャリアを磨くことができるというメリットがある一方で、どうしても仕事が属人化しがちです。

加えて、業務量は増えているのに、人員補充がままならないため、年々負担が増えています。その結果、時間外労働の増加 → 退職者が発生 → 更に負担が増える → 時間外労働の増加といった悪循環が起きています。

最近では、ワーク・ライフ・バランスの実現に向けて、官民を挙げて様々な取り組みが行われていますが、まだまだ「忙しくて休めない」「時間外労働が多い」というのが実態ではないでしょうか。

本書では、「制度」「プロセス」「個人スキル」「場」の4つの観点から、職場の問題点を洗い出し、解決策を提示しています。重要なポイントは、フローチャートやイラストで図示化されているため、さくっと読み進めることができるのも本書の特徴です。

5つの要素で仕事をとらえる

本書では、「仕事」を5つの要素に分解して、定義しています。
  1. 目的
  2. インプット
  3. 成果物
  4. 関係者
  5. 効率

(34-35ページより)

「仕事がうまく回らない」「職場に問題がある」という状態は、上記の5つの要素のいずれかに問題があるとのこと。

この5要素はシンプルな図にまとめられており、職場の問題点を特定する「」として、繰り返し登場します。

働き方改革のTips

本書が提示する改善策の中には、日常の心がけレベルから上司や経営層にしか取り組めないレベルのものまでありました。下記に挙げたものは、平社員の私でも取り組めそうな改善策。備忘録として、残しておきたいと思います。

  • 仕事の早い段階で、成果物のイメージを「ポンチ絵」で確認しておく
  • 「無駄な会議」「会議の無駄」を減らすために、「会議の目的(種類)とアウトプット」「出席者選び」「議事録を取りやすい発言」「3本締め(決定事項・宿題事項・次回予告)」の4点を意識する
  • 「野生のカン」に頼るのではなく、業務プロセスを意識する
  • 属人化は避けられない。ただし、悪い属人化(=あたり前の仕事が特定の人しかできない状態)は減らす
  • 結果に加えて、プロセスを報告する

まとめ

本書は、思わず「あるある」と頷いてしまう職場の問題点を、シンプルなイラストと分かりやすい説明で、解き明かしています。加えて、様々な改善策を提示しているため、「働き方改革」の入門書として、役に立つのではないでしょうか。上司の席に、こっそり置いておきたい一冊です。

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