インデックス投資で長期航海

インデックス投資を中心とした投資ブログ。30代の会社員が資産形成、お金、教育について語ります。

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10月23日、選挙明けのタイミングで、2017年10月分の定期積立を行いました。通算21回目の積立投資です。

今回、購入した商品は、次の4本。

  • 普通預金(「国内債券」とみなしています)
  • <購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド
  • <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
  • たわらノーロード新興国株式

今月は、ダウ平均株価が過去最高値を更新。日経平均も連騰記録を更新するなど、国内外の株式が好調です。

特に、国内の株式市場に目を向けてみると、21年ぶりに2万1000円代を回復史上初の15連騰といった景気のいいニュースが続いています。

【外部リンク】日経平均は史上初15連騰、与党圧勝を評価|ロイター

これまで、株価下落の時に「〇〇年ぶり」という表現が使われる局面は経験してきましたが、上げ相場で繰り返し使われている状況は、はじめての経験です。今のように相場が好調だと、つい気が大きくなりがちですが、驕りは禁物ですね。

相場というのは、自分とは関係ないところで、上がったり下がったりするもの。環境がどのようであっても、投資方針に従い、淡々とインデックスファンドを積み立てていきたいと思います。

大学基金への寄付
母校の大学基金に寄付を行いました。今回で8回目の寄付になります。

「教育業界に身を置いているため、教育・研究の環境を充実させたい」「自分よりも若い世代を応援したい」といった理由から、卒業以来、毎年寄付を行なっています。

投資で言われているように、寄付も続けることが重要だと思います。これからも無理のない範囲で、大学への寄付を継続していきます。

寄附金控除の年末調整対象化に期待

関連する話題で、気になっているのが、文部科学省の税制改正要望。

今年8月に出された要望事項をみると、「私立学校等への寄附に係る寄附金控除の年末調整対象化」が挙げられていました。

【外部リンク】平成30年度 文部科学省税制改正要望事項(PDF)

現状では、確定申告が必要な寄附金控除の手続きが、年末調整で済むようになれば、負担が大幅に軽減化されます。もしかすると、大学等への寄付が増えるきっかけになるかもしれません。是非、実現化させて欲しいと考えています。

お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方
橘玲(たちばな あきら)さんの『新版 お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』(幻冬社, 2017.8)を読みました。経済合理的な考え方を学ぶことができる良書でした。

概要

新版 お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 : 知的人生設計のすすめ / 橘玲.
東京 : 幻冬社, 2017.8. 418p : 16cm.

著者の橘玲さんは、投資や経済に関する著書を数多く執筆されている方です。これまでの著作には、本ブログでご紹介した『臆病者のための億万長者入門』があります。

【参考】資産運用の真実を解き明かす本。『臆病者のための億万長者入門』(橘玲著)

本書の目次は、次のとおり。
  • 0 「黄金の羽根」ができるまで
  • 1 世界にひとつしかないお金持ちの方程式
  • 2 誰も知らない資産運用の常識
  • 3 不動産の呪縛を解き放つ法則
  • 4 生命保険は損をすることに意味がある
  • 5 見えない「貧困化」が拡がっている
  • 6 国家に惜しみなく奪われるひとびと
  • 7 「個人」と「法人」、ふたつの人格を使いこなす
  • 8 マイクロ法人で人生が変わる
  • 9 不可能を可能にする奇跡のファイナンス
  • 10 税金について知りたいほんとうのこと
  • 11 税務調査の裏と表
  • 12 クリエイティブクラスとマックジョブ

本書は、2002年12月に発売された『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』(幻冬社)がベースになっています。

文庫化にあたって、マイナンバーの導入、法人に対する社会保険の加入義務の厳格化、海外資産の捕捉強化についての記述が加筆され、再構成されています。

「黄金の羽根」とは?

タイトルを見たとき、まず気になるのが「黄金の羽根」の意味。本書では、次のように定義されています。

黄金の羽根
制度の歪みから構造的に発生する"幸運"。手に入れた者に大きな利益をもたらす。
(3ページから引用)

2002年に開催された日韓ワールドカップでのチケット争奪戦を例に挙げながら、制度の歪みがもたらす経済的な利益について説明が行われています。

本書は、このような制度の歪みを紹介することで、自由な人生を過ごすために必要な資産の築き方を指南する内容になっています。

内容を大きく分けると、
  1. 資産運用
  2. マイクロ法人
という2つのテーマに分けることができます。

テーマ1:資産運用の知識

前半部分(1章〜5章)では、資産運用の知識が解説されています。話の大枠は、『臆病者のための億万長者入門』の内容と同じでした。

本書でも、これまで資産運用の「常識」とされてきたことが、実は間違っていることを、明快な文章で明らかにしています

ただ、個人的には、「長期投資が成功するとはかぎらない」(144〜150ページ)の部分は、少しもやもやしています。国内外の株式に分散投資する場合だったら、橘さんの主張はどうなんだろうか・・・(もう少し読み込んで、頭を整理したい部分です)

テーマ2:マイクロ法人の知識

後半部分(6章〜11章)では、「個人」と「法人」の2つの人格を使い分けるマイクロ法人化の知識が紹介されています

いかにサラリーマンは国家から搾取されているのか、ということを論じた上で、税金・社会保険料のコストを抑えるための戦略として、マイクロ法人化が説明されています。

搾取される側である、典型的なサラリーマンの私にとっては、「そういう世界もあるのか」と、非常に勉強になりました。こちらの戦略をすぐに取り入れることはできませんが、選択肢のひとつとして覚えておきたいと思います。

経済合理的な人生設計を考えたい方に

歯切れの良い文体の本書は、読んでいて痛快。また、本書を読むことで、資産運用だけでなく、働き方も含めた広い意味での人生戦略を学ぶことができます。

経済合理的な人生設計を考えたい方におすすめの一冊です



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