インデックス投資で長期航海

低コストインデックスファンドを活用し、国内/先進国/新興国の株式に分散投資を実践中。ブログで、投資および資産状況を公開しています。

当ブログでは、四半期末(6月末、9月末、12月末、3月末)に、運用資産(コア部分)の資産状況を公開することにしていますが、具体的な資産額は非公開にしています。ブログを始める際、資産額を公開するかどうか迷ったのですが、次のようにメリット・デメリットを比較した結果、非公開にすることに決めました。

ブログで資産額を公開することのメリット

  • 情報の透明性が高くなり、他の人が参考にしやすい

読者の立場で考えると、属性(年齢、性別、家族構成、職業など)と資産額が公開されているブログは、管理人の生活が垣間見えることで、投資方針などを参考にしやすいと思います。私自身、特に同年代の方のブログは、共感しやすいこともあり、参考にさせていただくことが多くあります。


  • 具体的な資産額を公開することで、本来の投資方針と異なる投資行動を取りづらくなる

相場が大きく動いたときなど、短期的な利益を求める投資行動をとりたくなることがあります。しかし、具体的な資産額を公開することで、そうした本来の投資方針とは異なる投資行動への抑止力が働く気がします。ブログ読者という他者の目を意識することで、投資方針に沿った投資行動を取ることができるというメリットです。


  • モチベーションの維持に役立つ

具体的な資産額をブログ上で公開することが、投資とブログに対するモチベーションの維持に繋がるといったメリットがあると思います。また、資産額を記録・公開することで、自身の投資行動を客観的に見直すきっかけになるのではないでしょうか。


ブログで資産額を公開することのデメリット

  • 身バレしたときに、具体的な資産額までバレてしまう
身バレしたくないので、ハンドルネームを使用し、なおかつ具体的な属性は公開していませんが、知り合いであれば、複数の記事を読むことで、私を特定できてしまう可能性があります。具体的な資産額をブログで公開していると、身バレした際、相手に具体的な資産額まで知られてしまう恐ろしさがあります。

  • 余計なトラブルを防ぎたい
資産額を公開することで、他人のやっかみを買う危険性があります。また、将来、資産額が大きくなった場合、防犯上の観点からも危険性が高いと思います。インターネットの世界には、様々な人がいるので、余計なトラブルは避けておきたいという気持ちが強くありました。


繰り返しになりますが、以上のようにメリット、デメリットを比較した結果、当ブログでは具体的な資産額を非公開とします。また、「資産構造について」の記事でも書いたように、ブログで公開している資産は、個人資産の一部になっています。

資産額を公開しているブログを参考にさせてもらいながら、「自分の資産額は非公開」というのは引け目を感じる部分もあるのですが、投資とブログを長く続けるためにも、当ブログでは具体的な資産額は隠した上で、資産状況を公開していきたいと思います。

リレー投資で個人向け国債を購入する際に参加していた野村證券の「春の個人向け国債キャンペーン」のキャッシュバックが入金されました。

参考:個人向け国債にリレー投資しました
初めて野村證券のキャンペーンに参加したのですが、入金のお知らせがわざわざ郵送されてくるんですね。メール連絡で構わないので、その分キャッシュバック金額を増やして欲しいです笑

夏の個人向け国債キャンペーンも行われているようですが、春のキャンペーンに比べると、キャッシュバック金額が下がっています・・・
金額が下がってしまったのは残念ですが、少しでもリターンを増やすために、今後もこうしたキャンペーンを利用していきたいと思います。

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星野泰平さんの『半値になっても儲かる「つみたて投資」』を読みました。

概要

半値になっても儲かる「つみたて投資」 / 星野泰平.
東京 : 講談社, 2010.12.  204p : 18cm.

目次は、次のとおりです。

  • プロローグ 「安く買って高く売る」に縛られすぎた日本人
  • 第1章 「値下がり安心」効果 : どんなに下がっても安心
  • 第2章 「スピード回復」効果 : 損から素早く回復する
  • 第3章 「リバウンド」効果 : 下がった後に戻ればリターンが得られる
  • 第4章 「ストレス抑制」効果 : 上がっても下がってもストレスが抑えられる
  • 第5章 「タイミング・フリー」効果 : 始めるタイミングに悩まない
  • 第6章 「プロセス」効果 : 初値・終値だけでなく、経過の値動きが大切
  • 第7章 「継続」効果 : ケイゾクハチカラナリ
  • 第8章 「予測不要」効果 : 考えたってわからない
  • 第9章 何のためにつみたて投資をするのか
  • 第10章 つみたて投資研究記 : 一つの証券会社がなくなった物語
  • 終章 つみたて投資とはどういう投資か 

「つみたて投資」の効果を説いた本

この本で解説する「つみたて投資」は、預金などの「今あるお金」ではなく、お給料や不動産収入などの、これから生まれる「未来のお金」の投資方法です。この「未来のお金」の投資は、今までの投資とはまったく異なり、投資商品の成績と投資の効果が一致しないのですが、そういう特徴がほとんど解説されてきませんでした

(9-10ページより引用)

本書では、「積立投資」の特徴と効果が、「一括投資」との比較で、説明されています。ただ、注意しなければならないのは、本書が「積立投資の方が有利だ」と述べているわけではない、ということです。

積立投資の「定量価値」についても説明されていますが、どちらかというと安心感や親近感といった「定性価値」の方に重点がおかれています。

「投資の評価の公式」とその効果

投資の評価 = 口数 × 価格

(22ページより引用)

「ドル・コスト平均法」の説明の際、よく言われることですが、積立投資の場合、投資する商品が安い時にはより多くの口数を買うことができ、投資する商品が高い時には少ない口数しか買うことができません。
こうした性質から、積立投資には、次の効果があるとのことです(それぞれ章題になっています)。

  1. 「値下がり安心」効果
  2. 「スピード回復」効果
  3. 「リバウンド」効果
  4. 「ストレス抑制」効果
  5. 「タイミング・フリー」効果
  6. 「プロセス」効果
  7. 「継続」効果
  8. 「予測不要」効果


「値下がり安心」効果、「スピード回復」効果、「リバウンド」効果について知っていると、相場の急変期でも安心して投資を続けることができます。

また、本書では、「いつ投資を始めるか」というタイミングを気にしなくても良い「タイミング・フリー」効果が説明されています。

仮に、毎月の積立投資を10年間続けた場合、スタート時の価格は120分の1のインパクトしか持たないため、投資成果に与える影響はごく僅かです。そのため、「投資開始のタイミングを気にするよりは、さっさと積立投資を始めた方が得策」とのことでした。

積立投資に対して二の足を踏んでいる人にとって、「タイミングフリー」効果は、投資を始める後押しになる効果だと思います。

無税国家構想

終章の中で、資産を築いた偉人たちとして、二宮尊徳、安田善次郎、本多静六、松下幸之助の4人が紹介されています。その中でも特に、松下幸之助の無税国家構想が面白かったので、ご紹介します。松下幸之助は、著作の中で、

  1. 効率的な政治、行政をすることで、毎年の国費を節約することができる
  2. 節約した国費を積立、運用することで、運用益を得ることができる
  3. この運用益を国費に充てることで、ゆくゆくは無税国家になることができる

という無税国家構想を述べていたそうです。実現は相当困難だと思いますが、壮大で面白い構想だと思いました。

まとめ

本書は、積立投資を始めようか迷っている人にとっては、一歩を踏み出すきっかけになる図書であり、積立投資を行っている人にとっては、投資を継続するための精神的な支えになる図書であると思います。

ただ、具体的にどういった商品を選べば良いのかといった方法論は書かれていませんので、他の図書を参考にする必要があります。


参考:具体的な商品の選び方などは、下記の図書が参考になります。

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